家族が過ごす時間が長いリビングやダイニングを、すっきりかつスタイリッシュな空間にイメチェンしたいと考えている方におすすめしたいのが北欧スタイルです。シンプルでありながらも上質・おしゃれに演出できる北欧インテリアを用いることで、お部屋の印象をガラリと変えることができるからです。
室内の収納機能も拡張されるだけでなく、家具自体もおしゃれに作られているチェストは、イメチェンに使える候補の1つと言えるでしょう。ここでは北欧インテリアのチェストの特徴や種類といった基礎知識に加えて、その選び方のポイントやおすすめ商品を紹介していきます。
収納棚でどうやってお部屋の印象を変える?
チェストには、隠す収納と見せる収納の2つの選択肢があります。リビングに物がたくさんあって、容量が足りない場合は隠す収納を採用すると良いでしょう。部屋がすっきりと片付く上に、木目が美しい製品やデザインが優れたものなど見た目の印象が良い棚を選ぶことで素敵なお部屋へと変身させてくれます。
一方で、お部屋は片付いているけれどもっとおしゃれな空間にしたい場合は、見せる収納がおすすめです。棚の背面を省いた視線が抜ける設計、脚が付随していて床が見えるなどお部屋を広く演出するのに役立ちます。
お部屋の印象をコントロールする上で、北欧インテリアは実に有利な選択肢です。シンプルなデザインにより室内の情報量が減り、上質な木材を使っていることでスタイリッシュな印象を付与できるでしょう。
北欧インテリアのチェストのサイズと素材
北欧インテリアの、同じチェストの中でも種類・系統が分かれています。設計におけるサイズと、その素材によって分類される四種を見ていきましょう。
ローチェスト
90cm以下のものが大半を占めており、何よりお部屋を広く見せられるという特徴があります。横幅が100~120cmと長い傾向にあり、ハイタイプと比べて安定感が高いのも特色です。なお底面に脚がついた製品を選ぶことで、部屋の面積を広く見せる効果が高まります。
ハイチェスト
横幅が80~90cm程度と、場所を取らないのがハイチェストの魅力です。文字通り高さがあり、その分収納力が高まるのもメリットと言えるでしょう。高さが圧迫感に繋がる場合は棚部分に金属を用いた製品など、視線を抜けさせる設計・デザインのものを選ぶと良いです。
木製
北欧インテリアの大きな特徴と言える、木材を用いた家具は非常に多いです。木製チェストを選ぶ際には木材の色味はもちろん木目の好み、木の種類なども考慮して選ぶことが大切になります。
プラスチック製
白色を基調とした、プラスチック製のチェストも北欧インテリアでは定番とされています。木材よりも軽い印象である上に、カラーの統一感を出しやすいのが大きな特徴と言えるでしょう。価格も、木製の製品よりも安価である場合が多いのも魅力です。
北欧インテリアのチェストを選ぶ時のポイント
北欧インテリアのおしゃれなチェストをお部屋に設置する際の、チェックすべきポイントについて見ていきます。
チェストの大きさ
他のインテリアとのバランスが取れるか、目的の場所に収まるかどうかに加えて玄関が通るサイズであるかも大事です。収納する物や目的を考慮して、適切なサイズのものを選びましょう。
脚付きかどうか
床が見える面積が多くなるほど、部屋が広く感じるというのは大型家具の一般常識です。ベッドやソファと同様に、チェストにもその法則が当てはまるため小型~中型の製品を選ぶのであれば特に念頭に置いてください。
引き出しの容量
見た目の良さもさることながら、実用性も一緒に重視することが大事です。特に見せる収納として使う際は、引き出し部分の容量の大小がそのまま便利さに直結するという点をよく覚えておきましょう。
素材
木材を使用している場合は、明るいのか暗いのかといった色味も気にする必要があります。テーブルや椅子なども木製であれば、木材を統一することでお部屋のおしゃれ度がアップする点も見逃せません。
デザイン
単にお気に入りのデザインのチェストを選ぶのではなく、お部屋の他の家具とのマッチングを考慮してチョイスすることでワンランク上の空間を作り出せます。北欧インテリアであれば、ナチュラルかつシンプルなものを選定すると部屋作りが容易です。
おしゃれ度アップ!北欧風インテリアにおすすめのチェスト12選
その種類や選ぶ際のポイントを学んできたところで、ここからは実際におすすめの商品を見ていきます。お部屋をおしゃれに演出するための、おすすめ北欧インテリア・チェストを紹介します。シンプルかつ機能的な製品からロータイプや脚付きタイプ、ヴィンテージテイストに溢れたものまで好みやお部屋のテイストに合うチェストを選ぶと良いでしょう。
シンプル&大容量のチェストおすすめ3選
見た目がシンプルで、なおかつ容量も多いという実用性の高い製品群を見ていきましょう。
シンプル&大容量のチェストその1
出典:Yahoo!ショッピング
Tシャツであれば、約90枚も収納できるくらいの収納力が自慢の一品です。高さは80cmと低めであり大容量でありつつもコンパクト、シンプルかつ落ち着いたカラーが印象的なチェストです。
シンプル&大容量のチェストその2
出典:Rakuten
幅がおよそ80cmとコンパクトでありながらも、たっぷりと収納できる製品です。ナチュラルな木目、白木からダークブラウンまでお部屋にマッチした色味を選べるのもポイントと言えます。
シンプル&大容量のチェストその3
出典:Rakuten
高さ約60cmと、部屋をすっきり見せてくれる設計でなおかつ収納力も兼ね備えたお得なモデルです。丸みを帯びたデザインで、大人はもちろんお子さんも安心して使えるのがポイントです。
すっきりしたローチェストおすすめ3選
お部屋をすっきり見せてくれる、ロータイプのおすすめモデルたちです。
すっきりしたローチェストおすすめその1
出典:Rakuten
無駄を省いたデザインで極力シンプルな形にして、高さも47cmにまで絞った魅力的なローチェストです。濃い色と明るい木目が楽しめるモデルであり、お部屋をシックにまとめてくれます。
すっきりしたローチェストおすすめその2
出典:Yahoo!ショッピング
アンティーク調なデザインと、明るい白色にライトな木目の天板がマッチした愛らしいチェストです。引き出しの内部は深さが確保されていて、収納力もきちんと備わっています。かわいらしい北欧インテリアで固めたい方に、おすすめのモデルです。
すっきりしたローチェストおすすめその3
出典:Yahoo!ショッピング
アルダー材の木目を最大限に活用した、シンプルでありながらも目を惹き付けるデザインが印象的です。高さ48.5cmのロータイプでありつつも、収納力も抜群に兼ね備えています。
スマートな脚付きチェストおすすめ3選
スマートな見た目の、脚付きチェストも北欧インテリアには欠かせません。
スマートな脚付きチェストおすすめその1
出典:Yahoo!ショッピング
木の風合いと、スタイリッシュなボディシェイプが印象的なウッドチェストです。金属スライドレールによって開閉がしやすく、大容量であるのが魅力的です。底面の脚により、スマートな見た目になっているのも特色でしょう。
スマートな脚付きチェストおすすめその2
出典:Yahoo!ショッピング
スリムかつ小型であるため、リビング・寝室から一人暮らしのお部屋までさまざまなシーンで活躍する製品です。さりげない木目、小振りで愛らしいデザインがお部屋で映えることでしょう。
スマートな脚付きチェストおすすめその3
出典:Rakuten
棚の高さは100cmと120cmの2つから選べる、大容量が魅力的な大型のチェストです。シンプルでありながらもおしゃれな見た目、大型ではあるものの脚付きであるためすっきりとした印象など、考え抜かれて作られていることが分かります。
高級感あるヴィンテージチェストおすすめ3選
明るいお部屋に、落ち着いた色味を足したい方におすすめのモデル群です。
高級感あるヴィンテージチェストおすすめその1
出典:リセノ
独特な木目の美しいオーク材で作られたデザイン性の高いチェストです。横開きのドアはフルオープンになるため取り出しやすい設計です。日本の住居に合わせた奥行きの浅いデザインで、リビングやダイニングの生活導線が確保しやすくなっています。
高級感あるヴィンテージチェストおすすめその2
出典:ベルメゾン
材質にはカバ材を使用し、落ち着きと華やかさを兼ね備えたヴィンテージレッドに仕上げています。引き出しはスライドレール付きで出し入れがしやすく、背中のコード穴で電化製品を近くに置いてもスムーズに配線できるようになっています。
高級感あるヴィンテージチェストおすすめその3
出典:Rakuten
重厚なダークブラウンが特徴的なポプラ材、高級感をさりげなく演出する取手部分の真鍮のコントラストが目を惹きます。重くなりがちな濃い色の家具に脚をつけることで、軽い印象に変身させているのは見事です。
まとめ
柱や梁など日本の邸宅には木材が多いため、北欧インテリア・家具はマッチしやすいです。家屋の中でも大半の時間を過ごすリビングのお部屋作りには、こだわりたい方も多いことでしょう。
魅力的なリビングへと変身させる上で、シンプルかつ上質な北欧スタイルのチェストはおすすめです。他の家具とのバランス、空間の見せ方を考慮しながらお気に入りのチェストを選んでみてください。